15. 1st セメスター 大学2日目 [ニューヨーク州立大学]
大学2日目は、コンピューターとビジネスのクラスでした。このクラスは火曜&木曜週2回、1回1時間30分のクラスです。
コンピュータのクラスは、実は楽しみでした。今までPCなんて使ったこともなかったのですが、機械は好きでした。クラスに参加するとそこには大きなIBM社のPCが並んでいました。先生はかなり年とった女性で温厚そうでした。先生は次に授業までにフロッピーディスクを購入するようにと告げました。このフロッピー今では見かけないですが、当時は5インチもありデータは300Kくらいしか書き込めませんでした。でも10ドルくらいしたと思います。当時はWINDOWSなんていう便利なものはなくMS-DOSというオペレーティングシステムの勉強でしたが、101では、教科書を読みながらコンピュータの歴史を勉強しました。歴史上初めてのコンピュータは中国で発明された「そろばん」だというところから、80年代まで進んでくるのが1学期の勉強です。フロッピーは時々PCでデータを入力するのに使った程度です。この授業も先生の英語が聞き取りやすく無難に進めました。
そして、一番難しそうなビジネス。私はビジネスメジャーで卒業したかったので、一番基本な101のクラスを思い切って取ってみました。教授はMr.レッカー。鷹のような顔をした男性で、なかなか迫力がありました。案の定、初回から先生の言っていることが全く理解できませんでした。そして先生は次々に生徒を指して答えを求めるのです。私はなんとかさされないように1時間30分ひたすら下を見ていました。先生と目を合わさないためです。これは辛い授業でした。はじめてついて行けないと思いました。次回のビジネスのクラスが不安で仕方がなかったです。ただ、ドロップするまでは、1ヶ月間の猶予があったのでもう何回か受講を続けてみようと思いました。このくらいで諦めていては卒業できないと自分に言い聞かせましたた。しかし、この後とんでもないことが次々と起こっていくのでした.......
大学を2日終えてみて、なんとなく生活のペースができてきました。ビジネスはかなり手こずりそうですが学校が終わったら学校のライブラリーで復讐と予習を終え、家に帰る。家では家族が帰ってくる前に食事をすませ、20時には自分の部屋に戻る。そして翌日の予習を再確認したら自分の時間です。本を読んだりテレビを見たりしました。
だんだん生活に慣れてきて、アメリカ入国当初の緊張感はなくなってきていました。
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